一昔前は幼少期に虫歯になってしまう子が多くいたため小児歯科診療は虫歯の歯治療が一般的でしたが、近年は保護者の方の歯への関心や意識が高まり、お子様の虫歯が少なくなってきています。一方で、お口ポカンや飲み込みの異常など、お口の悪習癖と呼ばれる問題が増えてきました。
当院では、現代のお子様の特徴に合わせて小児歯科診療も変化させるべきだと考え、むし歯や歯ぐきの問題だけでなく、お口のクセも検査し改善する診療体系を整え、お子さまのお口の状態を総合的に診査し、治療や予防対策を一人一人にアドバイスいたします。
当歯科医院では、歯並びや呼吸などに長期に渡って影響を与える「小児期の口腔育成」に重点を置いています。あなたのお子様は「ポカンと開いたお口」や、「舌癖」「姿勢」「咀嚼」において悪い習慣がないでしょうか。「歯ナラボ(こどもの口腔育成・矯正治療)」では、お子様の悪い癖を口腔育成の見地から、 矯正治療ととともに着実に改善していきます。
小児矯正治療を成功に導くためには矯正に関する深い知識と豊富な経験をもとに治療を行う必要があります。当法人の山村理事長は小児矯正歴22年以上の経験があり、理事長監修の治療を実施しております。お一人おひとりの歯並びを的確に診断して、最適な治療をご提案いたしますので、予期せぬトラブルが発生した場合でも、迅速に対応することができます。
はじめて歯科医院を訪れる時、患者様は多くの不安を抱いておられると思います。「先生は話を聞いてくれるかな」「お金のことを聞いても良いのだろうか」など。当院は患者様のお悩みに注意深く耳を傾け、治療選択肢をご提示します。治療期間や料金についてもご希望を考慮しながら治療方針を決定いたします。
継続的に通院できる医院を選ぶことは歯科治療を受ける際に大切です。当院はお仕事などの都合で平日に来院しにくい方のために、日曜日も診療しております。すみれ歯科・こども歯科クリニックでは年中無休で診療を行っておりますので、歯のお悩みがございましたら、いつでもお気軽にお越しください。
お子さんと親御さんが一緒に来院される際、お子さんが退屈して待っていられなくならないようキッズスペースを完備しております。また、季節ごとの楽しいイベントや、「すまいるキッズクラブ」の子供たちとの、キッズフェスタの開催など多くのイベントを通じて、患者さんとのコミュニケーションを重視した診療を行っております。是非ご家族揃ってお越しください。
※すみれ歯科はららぽーと愛知東郷の3階にございます。
当院では、単なる歯列矯正を目的にするのではなく、 お子様の成長過程において、とても大切なお口まわりの健全な育成も同時に行っていきます。長期的なお口の健康は矯正治療と口腔育成の2本柱によって獲得できると考え、独自のシステム「歯ナラボ」(矯正治療・口腔育成プロジェクト)を推進しています。
口腔育成とは、お口の悪いクセを修正することで、口唇を閉鎖すること、正しい呼吸をすること、 正しい嚥下を身につけること、などが含まれます。そのような機能的(バイオロジカル)な、正しい口腔周囲筋と習慣を身につけなければ、 一時的に歯がキレイに並んだとしても生涯に渡るお口の健康を身に付けたことにはなりません。当院ではお口を育む取り組みを大事にしています。
子どもの歯並びや噛み合わせの状態を修正したいと感じているが、いつから始めるべきかについて悩みを感じている親御さんが多くいらっしゃいます。7~9歳までに治療を開始すると、顎の骨が柔らかいため歯が動きやすく、適正な位置に歯と顎をコントロールして、永久歯が生えてくるスペースの確保も可能です。さらに、唇を閉じる力を付けたり、鼻呼吸を獲得したりすることで、歯並びの美しさだけでなく、横顔のフォルムや姿勢の改善にもつながります。
歯並びや悪い噛み合わせは見た目だけでなく
様々な悪影響があるため、
早めに改善することが重要です。
お子様の歯並びや噛み合わせで当てはまるものはどれですか?
子どもの歯が痛くなったら、必ず小児歯科を探して連れて行かなくてはいけないのだろうか…。親御さんは疑問に感じておられることでしょう。小児歯科と一般歯科はどのような違いがあるのでしょうか。小児歯科とは、子どもを専門に診療する歯医者です。診療の特徴は、①予防重視であること、②子どもに居心地のよい雰囲気作りに配慮し、痛みの少ない治療をすること、③将来の永久歯を念頭に治療方針を決めること、です。子どもの歯は質や大きさや形態など、大人の歯とは大きく異なり、治療内容や方針も全く違うのです。
小児歯科では、子どもさんが恐怖や心配や痛みなく検査や治療を受けられるよう様々な工夫をしています。初めての歯科選びを間違うと、歯医者嫌いで虫歯だらけのお口を抱えた大人になってしまいますので、お子様が初めて歯科医院を受診されるときは、ぜひ慎重にご検討くださいね。
当院では、なぜ虫歯がないのに歯医者に行く必要があるのかについて、ぜひとも知ってほしいと考えています。例えば、あなたは指にケガをしたらたやすく切断する決心がつかないはずなのに、なぜ、歯については仕方がないなとあきらめてしまえるのでしょうか。歯も指と同じように身体の一部です。
そして、食事の内容や食べる時間帯、生活習慣やお口のクセなどから、事故にあったり、病気になったりしなくても、歯を失うリスクに常にさらされていることを感じてほしいと思います。常にリスク下にあるから、定期的に歯科医院に行き健診を受け、悪いところはないか調べて、歯という身体の一部を生涯にわたり大事に使うのです。このような予防の考え方は特にお子様に当てはまります。
乳歯は永久歯に比べて象牙質やエナメル質が薄いため、むし歯になりやすく、むし歯の進行も早いのです。あなたのお子様が健やかな人生を歩むために、是非小さいうちから歯科医院で定期的に予防ケアを受ける習慣を身に付けていただきたいと考えています。
医療法人翠章会は、皆さまの歯とお口まわりの健康を守る存在として地域に根付いてまいりました。おかげさまで、早期発見・治療、予防処置の大切さを多くの方に認識していただけるようになりました。当院では特に、子どもの口腔環境を健全な状態に導き、その後も維持していくことを重視しております。その考えから、「お口の健康の育成」を提唱し、予防や治療、矯正とともに注力しております。
生涯にわたってお子様が健康な口腔状態で過ごせることは非常に重要です。できれば乳歯が生えている間にお子さまの好ましくないお口のクセに親御さんが気づき、歯科医療を通じて無理のない方法で直すことに関わらせていただきたい、そういう思いで日々治療に取り組んでおります。こどもの頃からお口を健康に保とうとする意識を身に付けていくことや、虫歯になりやすい歯並びや好ましくないクセを正してゆくことが予防の原点ではないかと、日常診療の中で痛感しております。